イタリア郷土料理ワイン教室主宰を始め、様々な方面でご活躍されている青木さん。イタリア、トスカーナ州のシエナで語学・料理の勉強をしていた2006年11月の終わり頃、絞りたての新オリーブオイルのサグラ(収穫祭)に参加。そこで頂いたオリーブオイルにびっくり!今まで味わったことのない、喉の奥がヒリヒリするような苦くて辛い、そして、香り高いオリーブオイルに感激。「私が愛するイタリア郷土料理の美味しさは、オリーブオイルに秘密があるのでは」と、常日ごろ感じていたこともあり、そんなオリーブオイルについて深く学ぶため、オリーブオイルソムリエの資格を取得することを決意されたそうです。
レッスンでは、論理的なオリーブオイルの試飲方法を学び、それだけでなく、製造方法、歴史、オリーブオイルと健康など、総合的に学ぶことができ、多くのオリーブオイルとの出会いとともに、素晴らしい講師、仲間との出会いなど、かけがえのない経験、財産となったそうです。そんな中、コースカリキュラムやイタリア滞在中に味わった、オリーブの実を絞っただけの天然のジュースであるエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルの魅力に、さらにとりこになってしまったそうです。
そんな経験をもとに、イタリアからの帰国後は、東京でイタリア郷土料理教室ラ・フォルケッタを開講されています。「イタリア郷土料理にあわせた、各地方のオリーブオイルを使用することにより、レベルの高い当教室の生徒様にもご満足いただける、マニアック度の高い(笑)、楽しいレッスンの味付けに仕上がっていると思います」と青木さん。現在は、南フランス・トゥールーズ市に在住。フランスでもイタリア郷土料理レッスンを開催されるなど、青木さんの活躍は世界へと広がっています。
来年は日本への本帰国を予定されていますが、その後も、オリーブオイルの魅力をお伝えする機会をどんどんつくっていきたい!と意欲的に語っていただきました。