「二日間京都府宮津市を訪問しました。それには二つの理由があります。一つ目の理由は井上正嗣宮津市長と宮津市産業振興室の皆さんが16軒のオリーブ栽培農家の方にとても大きな関心を寄せていらっしゃることに気がついたからです。オリーブ栽培が行われている畑をいくつか訪問し、その畑で毎日汗を流す栽培農家の方々への敬意の念がそこにはあります。」
このように今回の視察を振り返るアカデミアデルオーリオ代表ヴィンチェンツォ・アンドレアッキオは次のように言葉を続けます。
「そして農業とオリーブ栽培の分野には未来に向けた壮大なプロジェクトがあるのです。二つ目の理由として宮津では今後栽培者が増え、250軒以上になることが見込まれるという点が挙げられます。」
そしてアンドレアッキオは次のように締めくくりました。
「宮津の農業と観光産業は一大事業です。日本中でもっとも大きな事業になると言ってもいいかもしれません。来年京都府とトスカーナ州の姉妹都市提携10周年を迎えるにあたり、今回の視察に、ステファノ・フォッサーティイタリア文化会館-大阪館長にもご同席いただきました。また、京都府庁にて山下晃正京都府副知事を表敬訪問し、農業や観光業についてのみならず、来年京都府とトスカーナ州姉妹都市提携10周年、日伊通商修交条約150周年を迎え開催される行事について意見交換が行われた場にステファノ・フォッサーティ館長にご臨席いただいたことはとても意義深いことです。」