イタリア文化会館−大阪によって生まれた縁により、宮津市と日伊文化交流協会の間で連携協定を結ぶための必要条件が整いました。
3月5日に締結された連携協定では、ヴィンチェンツォ・アンドレアッキオ(Vincenzo Andreacchio)日伊文化交流協会会長と井上正嗣宮津市市長が出席しました。
『オリーブ栽培の分野において、これほど重要な事業はこれまでの日本では一度も行われたことがなかった』このように話すイタリア文化会館−大阪ステファノ・フォッサーティ館長のスピーチからは、生産者を主体としたコンソーシアムやオリーブ栽培に関する育成機関、また−おそらく日本では初となるであろう−エキストラバージンオリーブオイルの品質を化学的に証明する分析機関の誕生を予見させる意欲に満ちた事業であることがわかります。
計画の中には、展示会を始め、物事に意義と秩序を与える、社会を形成するエンジンとも言える文化的事業も含まれます。