ソムリエインタビュー 美矢 祥吾さん

今回のソムリエインタビューは、美矢祥吾さん

美矢さんが、オリーブオイルソムリエの資格を取ろうと思ったきっかけは、イタリア旅行の際に出会ったオリーブオイルに、今までにない衝撃を受けたことだそうです。

「オリーブオイルの美味しさに魅了され、どうしたらこんな美味しいものができるんだろうか」と。

そんな折に美矢さんの職場の他部署にてオリーブの事業を行う事になり、何かオリーブに関わる事、オリーブ事業の役に立つことが出来ないだろうか、と考えていた折にアカデミアデルオーリオのコースを見つけたそうです。

美矢さんは、京都府宮津市で働いていらっしゃいます。京都といっても日本海側の宮津市オリーブを作るのは結構大変なこと。経験者もいない中で、農家さんと市が一体となり、手探りで栽培を進めていくなかで、ぶちあたるのが、専門知識をもっているものがいないということ。

本場のイタリアがどのようにしているのか。専門知識を身に付けたものが者がいない。よし、それでは自分がその知識を身につけようと奮起し、休職という形でイタリアに留学という決断をしたそうです。

そして一年間の留学のなかでは、オリーブオイルの勉強だけにとどまらず、オリーブ栽培農家に通い作業を手伝ったり、様々な農園を訪れたり、またワインの勉強もしてイタリアの食文化を全身で吸収。オリーブオイルソムリエだけでなく、コースディレクターの資格も取得。「何百種とあるオリーブオイルの中から、その時のレッスン内容に合わせて、オイルを選ぶ。その大変さとだからこそ面白いオリーブオイルを再認識したとのことが、オリーブオイルの素晴らしさ伝えていける自信になった」と語ってくれました。

日本では地元宮津産のオリーブオイルの美味しさを伝えていきたいという思いから、”かけるオリーブオイルで食べ物の味が変わる”という実体験をもとに、「美味しいオリーブオイルとはどういう味なのか」を説明しながら食べてもらうと、多くの方に理解してもらえることが喜びにつながる日々、とのこと。

これかも、宮津に留まらない広い範囲でソムリエとして宮津のオリーブオイルを他府県でも使ってもらえるよう頑張っていきたいとの事。彼ならきっとやり遂げてくれるでしょう。これからのさらなる活躍を期待しています。