新キャップ:オリーブオイル偽装防止に

ALUSNAP-Olio

液体の容器のキャップを開発するGuala Closures Group社が、この度ヴェローナで行われた、SOL で新しいキャップを発表。このキャップは、オリーブオイル再注入ができない仕組みになっており、レストランなどで頻繁に行われている、空になったオリーブオイル容器に、別のオイルを再注入する事を防ぐもの。容器使い回し、オイル再注入が行われることにより、容器に貼られているラベルの生産者本来の製品ではないものが消費者に提供されることになり、品質のギャップから生産者のイメージ、Made in Italyのオリーブオイルのイメージが大きく損なわれている。別の効果としては、大量に注がれすぎてしまうことなく、適切な量が注げることで、油の過剰摂取を防き、消費者の健康にもつながるのである。

オリーブオイルは農業生産品の中でも、偽装が大きな問題となっている商品のうちの一つである。現時点では、約5百万ボトルのオイルのみが、再注入防止機能付きのキャップを採用しており、今後も生産者、消費者保護の観点から大きく伸びる市場と予想されている。casino onlinecasino online