スペインオリーブ悪天候の影響

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スペイン、Castilla-La Mancha, Andalusia, Extremadura,Madridを襲った悪天候。先日の悪天候が、スペインの大部分に影響を与えた、雹や強風、豪雨の影響で多くの農業が被害を受けた。

その中でも、大きく被害を受けたのがオリーブとひまわり。雹による直接的な実の落下だけでなく、雨の影響で水分を含んだオリーブ果実が異常に大きくなってしまい、その後の強風により、落果が進んでしまった。また地域によっては、木が倒れたしまった地域や、潅水設備がダメージを受けた地域もあるとのこと。

オリーブ不作を逆手にとったインドオリーブ茶

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インドのラージャスターン州にオリーブが持ち込まれたのは10年ほど前、用途はマッサージなど。インドには2153本のオリーブが持ち込まれ、7箇所に分けて植えられたが、まだ商業化するレベルには達していない。というのも、オリーブが実をつけるには、ある程度の寒さも必要なのであるが、この地の気候がそれを満たしていない。

そこで考えられたのがオリーブ茶。

オリーブ畑の近くに作られた工場では、オリーブの葉が運ばれてきたのち、乾燥・粉砕して、レモングラス、ミント、ホーリーバジルなどと混ぜる。このブレンドにより、より繊細でかつ複雑味があり、味わい深いものになる。香り豊で、味わい深いだけではなく、抗酸化作用や、抗がん、高血圧防止など、オリーブ葉が持つ作用が加わってくることで、注目されている。

IGP Puglia誕生間近

イタリアには現時点で、46のDOP/ IGPのオリーブオイルがありヨーロッパの中でもその数は、他国より多くなっています。しかしながら、生産されるエキストラヴァージンオリーブオイルの中で、DOP/ IGPのものは全体の約3%とわずかなものです。そんな中、イタリアで最大の生産量を誇るプーリア州でIGP OLIO DI PULIGAが生まれようとしています。

品種は、 Cellina di Nardo`, Cima di Bitonto (または Ogliarola Barese, Ogliarola Garganica), Cima di Melfi, Frantoio, Ogliarola salentina (またはCima di Mola), Coratina, Favolosa (または Fs-17), Leccino, Peranzana, これらが畑のなかでの70%以下ではいけないというのが規定となる予定です。

イタリアオリーブオイル・トスカーナ

60/61期オリーブオイルソムリエコース 結果発表

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第60期ソムリエ養成コース(2019年1月20日〜1月27日・イタリアモンテカティー二テルメ)・第61期ソムリエ養成コース(2019年3月16日〜20日・イタリア文化会館 東京)の結果がAccademia dell’olio(アカデミア デル オーリオ)代表Andreacchio Vincenzo(アンドレアッキオ・ヴィンチェンツォ)より発表されました。

以下の方がオリーブオイルソムリエ試験に合格されました。新しいオリーブオイル・ソムリエ達は、これからの日本のオリーブオイルの将来に貢献してくれることでしょう。

合格者:Asakura Yurika, Ogawa Satoshi, Shibuya Hiroki, Watanabe Tomoko, Nakai Ryoko, Miyashita Keiko, Yanagawa Kiyoe

次回のオリーブオイルソムリエコースは、イタリアにて2019年10月の開催を予定しております。コース日程など詳細、カリキュラム等詳細についてご興味の有る方は、アカデミアデルオーリオ事務局(info@accademiadellolio.com) までお気軽にお問い合わせください。

58/59期オリーブオイルソムリエコース 結果発表

第58期ソムリエ養成コース(2018年7月20日〜7月27日・イタリアモンテカティー二テルメ)・第59期ソムリエ養成コース(2018年9月10日〜14日・イタリア文化会館 東京)の結果がAccademia dell’olio(アカデミア デル オーリオ)代表Andreacchio Vincenzo(アンドレアッキオ・ヴィンチェンツォ)より発表されました。

以下の方がオリーブオイルソムリエ試験に合格されました。新しいオリーブオイル・ソムリエ達は、これからの日本のオリーブオイルの将来に貢献してくれることでしょう。

合格者:Chigusa Asai ,Kazuko Kojima ,Kanako Okuda , Maya Takahashi, Yuka Chichii

次回のオリーブオイルソムリエコースは、イタリアにて2019年1月の開催を予定しております。コース日程など詳細、カリキュラム等詳細についてご興味の有る方は、アカデミアデルオーリオ事務局(info@accademiadellolio.com) までお気軽にお問い合わせください。

第57期オリーブオイルソムリエ養成コース結果発表

2018年1月20日から1月27日までイタリアで行われた第56期オリーブオイルソムリエ養成コースの結果がAccademia dell’olio(アカデミア デル オーリオ)代表Andreacchio Vincenzo(アンドレアッキオ・ヴィンチェンツォ)より発表されました。

以下の方がオリーブオイルソムリエ試験に合格されました。新しいオリーブオイル・ソムリエ達は、これからの日本のオリーブオイルの将来に貢献してくれることでしょう。

合格者:山本 智子さん 他

次回のオリーブオイルソムリエコースは、イタリアにて2018年7月の開催を予定しております。コース日程など詳細、カリキュラム等詳細についてご興味の有る方は、アカデミアデルオーリオ事務局(info@accademiadellolio.com) までお気軽にお問い合わせください。

オリーブオイルソムリエコース イタリア

 

56期 オリーブオイルソムリエ養成コース結果発表

2017年9月28日から10月8日までイタリア文化会館-大阪にて行われた第56期オリーブオイルソムリエ養成コースの結果がAccademia dell’olio(アカデミア デル オーリオ)代表Andreacchio Vincenzo(アンドレアッキオ・ヴィンチェンツォ)より発表されました。

以下の方がオリーブオイルソムリエ試験に合格されました。新しいオリーブオイル・ソムリエ達は、これからの日本のオリーブオイルの将来に貢献してくれることでしょう。

合格者:天堀貴博さん 川端剛史さん 佐藤朋世さん 他

次回のオリーブオイルソムリエコースは、イタリアにて2018年1月の開催を予定しております。コース日程など詳細、カリキュラム等詳細についてご興味の有る方は、アカデミアデルオーリオ事務局(info@accademiadellolio.com) までお気軽にお問い合わせください。

オリーブオイルソムリエ

ソムリエインタビュー 島田まり子さん

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オリーブオイルソムリエ 島田まり子さん

食品業界で、20年のキャリアを持つ食のエキスパート島田さん。様々な食材や、世界の料理と接する機会は人一倍多かったと想像できる島田さんが、数ある中からオリーブに惹かれていった最初のきっかけはテーブルオリーブ。

食べるだけではなく、いろいろな使い方があるのを知るにつけ、さらに好きになっただけでなく、さらに幅広く生活の中に取り入れやすいオリーブオイルに次第に興味を持つようになったのだそうです。

何よりも、「より深く勉強したい」というきっかけになったのは、美味しくて健康的なオリーブオイルは、島田さんのご家族のお子さんからお年寄りまでみんなが、喜んで美味しく食べてくれるものだったということ。

チーズやワイン、海外のお料理レシピなどももちろん美味しいですが、我々日本人が毎日口にするのはやはり和食や素朴な家庭料理。そんな中でも自然と使うことができ、みんなが美味しいと感じてくれるのは日々の喜びにつながりますね。

そんな中で、島田さんは日本でソムリエ資格を取得。オリーブオイルのことを体系的に学んだ後は食卓でもお醤油などと並べてオリーブオイルをいろんなお料理にかけて召し上がっているのだとか。

元々食品業界で培った目で、店頭でも厳しく生産地や品種、作り手さんやPOPを厳しく楽しくチェックするのもさらに楽しみになったそう。そんな喜びや楽しみを多くの人に伝えるために、ブラッシュアップとしてイタリアでのディレクターコース挑戦へと島田さんの活躍はさらに続きます。

イタリアでは、ハードスケジュールの中コースのレッスンに合わせてオリーブオイルを選ぶのはなかなか大変な作業ですが、ちょうど収穫の時期ということもあり、現地イタリアで集中したことは島田さんにとって大きな財産に。

今はソムリエとして、自宅でお料理レッスンの中にオリーブオイルを取り入れたり、レストランやイタリア文化会館の講師として活躍の場を広げていらっしゃいます。お嬢さんも、お母さんに負けないぐらいのソムリエぶりを発揮して、テイスティングをなさって、お味噌汁やご飯な

ど色々なお料理にかけていらっしゃるのだとか。今から将来が楽しみですね。色々な人にオリーブオイルの素晴らしさを伝える喜びもさることながら、身近な家族などがその良さを理解してくれるというのは、ソムリエ冥利につきますね。

今後は、和食や家庭料理の中でのオリーブオイルの使い方や、和だしと合わせるオリーブオイルの追求など島田さん独自の視点で、オリーブオイルの世界を深めていきたいと熱く語っていただきました。

島田まり子さんプロフィール

Trappitara トラピターラ オリーブオイルのお料理レッスン 主宰 オンラインショップ(オリーブオイル、南フランスのテーブルクロス、エプロン) 運営 www.trappitara.com

 

 

ソムリエインタビュー 美矢 祥吾さん

今回のソムリエインタビューは、美矢祥吾さん

美矢さんが、オリーブオイルソムリエの資格を取ろうと思ったきっかけは、イタリア旅行の際に出会ったオリーブオイルに、今までにない衝撃を受けたことだそうです。

「オリーブオイルの美味しさに魅了され、どうしたらこんな美味しいものができるんだろうか」と。

そんな折に美矢さんの職場の他部署にてオリーブの事業を行う事になり、何かオリーブに関わる事、オリーブ事業の役に立つことが出来ないだろうか、と考えていた折にアカデミアデルオーリオのコースを見つけたそうです。

美矢さんは、京都府宮津市で働いていらっしゃいます。京都といっても日本海側の宮津市オリーブを作るのは結構大変なこと。経験者もいない中で、農家さんと市が一体となり、手探りで栽培を進めていくなかで、ぶちあたるのが、専門知識をもっているものがいないということ。

本場のイタリアがどのようにしているのか。専門知識を身に付けたものが者がいない。よし、それでは自分がその知識を身につけようと奮起し、休職という形でイタリアに留学という決断をしたそうです。

そして一年間の留学のなかでは、オリーブオイルの勉強だけにとどまらず、オリーブ栽培農家に通い作業を手伝ったり、様々な農園を訪れたり、またワインの勉強もしてイタリアの食文化を全身で吸収。オリーブオイルソムリエだけでなく、コースディレクターの資格も取得。「何百種とあるオリーブオイルの中から、その時のレッスン内容に合わせて、オイルを選ぶ。その大変さとだからこそ面白いオリーブオイルを再認識したとのことが、オリーブオイルの素晴らしさ伝えていける自信になった」と語ってくれました。

日本では地元宮津産のオリーブオイルの美味しさを伝えていきたいという思いから、”かけるオリーブオイルで食べ物の味が変わる”という実体験をもとに、「美味しいオリーブオイルとはどういう味なのか」を説明しながら食べてもらうと、多くの方に理解してもらえることが喜びにつながる日々、とのこと。

これかも、宮津に留まらない広い範囲でソムリエとして宮津のオリーブオイルを他府県でも使ってもらえるよう頑張っていきたいとの事。彼ならきっとやり遂げてくれるでしょう。これからのさらなる活躍を期待しています。

第55期オリーブオイルソムリエ養成コース終了しました。

2017年7月20日〜26日、イタリア・モンテカティーニテルメで開催された、第55期オリーブオイルソムリエ養成コースは、26日の試験をもって無事に終了いたしました。

コースディレクター:中島 洋子
通訳(AISO.international認定ソムリエ /オフィシャルテイスター):中島 洋子

Si è dunque concluso 55° corso di Qualificazione Professionale Sommelier dell’Olio ad Montecatini Terme, dal 20 al 26 Luglio  2017

Direttore del corso: Yoko Nakajima
Interprete sommelier AISO.international : Yoko Nakajima

Grazie per collaborazione.

今回ご協力いただきました皆様 (敬省略/順不同)

Intini

Frantoio di Spello

Arnaldo Caprai

Tenuta Gallinella

Gaiatto

Az. Agr. Mori Concetta

Massimo Mosconi

Antica Compagnia Olearia Sarda di Antonio Gavino Fois

Pro.me.srl

Az. Agr. Tortora

Az.Agr. l’Oliveta di Tiberi Roberta

Maria manuela Russo

糀屋本店

Az. Agr. Piccini Adamo

Cooperativa Olivicoltori Valdinievole

Frantoio Claudio di Mercurio

オリーブオイル宮津

Hotel Royal Palace