10月25日(日)、京都府宮津市の由良オリーブ祭りでAccademia Dell’Olioの食育イベントPaneOlio開催しました。
PaneOlioはお子さんたちに本当に美味しいオリーブオイルの味を知ってもらい、オリーブオイルを通して保護者の方に健やかな食生活について考えていただくことを目的とした慈善活動です。由良オリーブ工房と共催の今回のPaneOlioには、イタリア文化会館-大阪にて1Dayセミナーの講師もご担当いただいている酒井より子さんにご協力頂きました。
「パンにオリーブオイルと砂糖をかけた組み合わせは、小さなお子さんにも食べやすかったようで、食育、食べ合わせの提案としては成功だったと思います。PaneOlioで使用したオリーブオイルは事務局が用意したトスカーナのオリーブオイルだったのですが、参加された方の多くが、Made in Miyazuのオリーブオイルを期待されてPaneOlioのブースにいらしゃったので、期待を裏切ってしまったようで(?)申し訳ない気持ちになってしまいました(笑)」
と酒井さん。
宮津キッズにもPaneOlio気に入ってもらえたようですね。お子さんたちにはなるべくオリーブオイルが持つ自然の美味しさを早い段階で覚えてもらえるよう、今後も精力的にPaneOlioの活動は続けていきたいと思います。また、来年は宮津産100%のエキストラバージンオリーブオイルでぜひPaneOlio実現させたいですね!
またお祭りで日本ならではの興味深い食材との組み合わせも行われたようです。
「由良地区のお母さん方が作った豚汁とトスカーナのオリーブオイルがマッチングしていました。」
とのこと。
豚汁はたくさんのお野菜や豚肉の出汁が効いているので、辛味や苦味がしっかりしているトスカーナのオリーブオイルが合ったのでしょうね。イタリアのオリーブオイルもまさか日本の豚汁にかけられる運命が待ってるなんて思ってなかったはず!?酒井さんは続けて次のようにお話くださいました。
「これから日本でのオリーブオイルの生産が増えると、各産地の食文化と結びついて、新たな使い方、食べ方が生まれることが期待されます。由良オリーブ祭りでは、塩水漬けのオリーブの実を使ったおにぎりが美味しくて、驚きました。若い実を漬物のように仕上げてあるので、お米との相性が抜群でした。あの塩気と食感は日本でないと作れないと思いました。」
由良地区は美味しいお米が取れます。美味しいお水、気候に恵まれた美しい町です。オリーブ栽培という自然を豊かにする新たな産業が宮津に根を下せば、宮津の町は日本の農業の新しい形を示すことができるでしょう。
あなたも”paneolio-パンとオリーブオイル-”のイベントを開催してみませんか?
幼稚園、学校、店舗など様々な場所でのイベント開催に興味の有る方は paneolio@jsolio.com までご連絡ください。